世界的に見ると、Androidのシェアは多くの国で50パーセントを超えており、中には70パーセントを超える国も多くある。そのため、Androidアプリ開発は大きな収益を上げる可能性を秘めている。それで、これから開発言語を学ぼうとしている人は、Androidアプリを開発することも視野に入れて言語選択をするとよい。開発言語は多く登場しているが、Androidアプリを作るのに最も多く使われている開発言語がJavaだ。

目新しい言語ではなく、以前からよく利用されてきた言語で、学習のための書籍も多く出版され、ネットで情報検索しても多くの学びを得ることができる。さらに、Androidアプリ開発によく使われているのがKotlinだ。KotlinはJavaと親和性が高く、コード変換などを容易にできることもよく使われる理由となっている。Androidアプリの開発方法だが、最初にアプリを開発する目的を明確にする。この際、どんなユーザーが使うことが想定されるか、そのことでどんな機能を盛り込んだらよいか、デザインはどうするかなどの具体的なイメージを紙面や設計ツールなど残しておくと、開発途中で確認するのに役立つはずだ。

そして、実際のアプリ開発に入る。開発環境を整えたらソースコードを書いていき、ユーザーが使うことをイメージして、ログイン画面の後に続く画面遷移、ボタンやエラーメッセージなども一緒に作成する必要がある。そして、出来上がったAndroidアプリが実際に動くか、正常に動作するかなどの最終確認を行う。そして、動作チェックで問題がなければ、作成したAndroidアプリをリリースするという流れになる。